脱毛症、と聞いてどれだけの人がしっかり知っているのでしょうか。
もし自分がなってしまった時に、脱毛症のことを知っていれば、
早いうちから対策をすることが出来ます。
男性に起きる脱毛症には、男性型脱毛症と壮年型脱毛症という種類があるのです。
男性型脱毛症は、生え際から薄くなっていき、頭頂部まで達したり
頭頂部が透けて見えるほど薄くなってしまうもので、ゆっくりと進行していきます。
一方、壮年性脱毛症は、男性型脱毛症の中でも、青年期から壮年期に表れる症状で、
最終的に全ての髪が抜けてしまうことがあるそうです。
これらの脱毛症は、男性ホルモンや遺伝に関わっているとされています。
ですから、男性用の育毛剤には男性ホルモンに働きかける成分が含まれているのです。
男性用の育毛剤に含まれる成分では「ミノキシジル」が有名ではないでしょうか。
この「ミノキシジル」はもともと、高血圧の治療に使われていた成分ですが、
後に脱毛にも効果があることが発見され製品に用いられるようになったのです。
「リアップ」や「ロゲイン」に配合されています。
もとが高血圧の治療なので、血圧が低下したり、頭皮の痒み、
不整脈や胸の痛みといったものもあるようです。
「プロペシア」も有名な成分だと言えるでしょう。
これも、もとは前立腺がんの治療薬でしたが、治療の途中で発毛効果があることがわかったのです。
「ミノキシジル」に比べて強い副作用はないと言われています。
ですが、よく効く薬には副作用があると思った方が良いかもしれません。
技術的にも進歩して副作用を取り除いたり、軽減してきてはいますが、
必ずしもゼロなのかは難しい所です。
育毛剤を使用するまえ、どんな成分が使われているのか。その成分にはどんな効果があるのか。
その製品は自分に合うのだろうか。などなどの疑問を払しょくするためにも、
インターネットや口コミなどで評価などを確認することをお勧めします。
ですが、嘘の情報も混じっているかもしれないので、そこは注意しなくてはいけません。
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